2020年末に解散したE-girls。
表向きは「前向きな解散」と語られましたが、実際にはメディアではあまり報じられなかった裏事情が存在しました。
そこで今回この記事では
- デビューから解散までの歩みを振り返りつつ、解散後のメンバーの活動まで
をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
それでは、早速始めましょう!
E-girls解散の本当の理由
華やかに駆け抜けたE-girlsという存在
E-girlsは、2011年にEXILEの妹分的存在として誕生しました。
Dream、Happiness、FlowerといったLDH所属の女性グループが集結し、当初は総勢30人近い“大所帯”で活動。
「Follow Me」「ごめんなさいのKissing You」など数々のヒット曲を生み出し、日本のガールズグループのシーンに新しい風を吹き込みました。
しかし、人気の絶頂を迎える一方で、その内部ではメディアに出にくい摩擦や限界が生まれていました。
表向きの解散理由:「新しい挑戦のための旅立ち」
2020年12月28日のラストライブをもって解散したE-girls。
公式発表では、
- メンバーそれぞれが次のステージへ進むため
- それぞれの夢を応援し合うための「前向きな決断」
と説明されました。
ファンも「寂しいけれど応援する」という声が多く寄せられました。
しかし、その裏にはほとんど報じられなかった“現実的な事情”が隠されていたのです。
あまり知られていない「本当の理由」
① メンバー数の多さによる運営難
E-girlsは最大で20人以上が在籍する時期がありました。
楽曲のパート割り、MVの出演比率、衣装やスケジュール調整などが複雑化。
人気格差や立ち位置への不満も生まれ、精神的な負担となっていきました。
② LDH全体の戦略転換
2017年頃からLDHは「各グループの独立化」を打ち出しました。
結果、E-girlsも次第に“合同ユニット”から“個々のグループ活動重視”へとシフト。
事務所の経営判断として「E-girlsは一区切り」とされた側面が強かったのです。
③ メンバーの年齢とキャリアの転換期
デビュー当時10代だったメンバーも20代半ばへ。
ダンス&アイドル的な活動から、それぞれが女優・モデル・ソロアーティストとしてキャリアを模索し始めた時期と重なりました。
④ コロナ禍の影響
2020年は新型コロナの直撃でライブ活動が制限。
大人数グループの運営コストも増大し、「この形を維持するのは難しい」という現実的判断が加速しました。
年表で振り返るE-girlsの軌跡
- 2011年:E-girls結成。Dream、Happiness、Flowerが母体。
- 2013年:「Follow Me」が大ヒット、国民的ガールズグループへ。
- 2014年:NHK紅白歌合戦に初出場。
- 2017年:メンバー再編、11人体制に。事務所戦略の転換点。
- 2019年:ライブツアーで集大成を示すも、解散の予兆が囁かれる。
- 2020年12月28日:ラストライブを開催し、涙の解散。
当時の報道比較
- 公式コメント:「メンバーが新たな夢に向かうための前向きな解散」
- スポーツ紙・ワイドショー:概ね事務所発表を踏襲し、“円満”を強調。
- 一部音楽誌や業界関係者の証言:「LDH全体の戦略転換」「大人数制の限界」といった現実的背景を指摘。
報道では円満なイメージが前面に出されましたが、水面下では経営判断と内部事情が大きく影響していたのです。
解散後のメンバー活動まとめ
E-girls解散後、メンバーはそれぞれの道で新たなスタートを切りました。
- 鷲尾伶菜:ソロアーティストとして「伶」名義でデビュー。歌唱力を生かしドラマ主題歌なども担当。
- 佐藤晴美:モデルとして「ViVi」などファッション誌の専属モデルに。女優としてドラマ出演も増加。
- 藤井夏恋:姉の藤井萩花と共に「ShuuKaRen」として活動後、現在はソロで音楽活動。
- 須田アンナ・YURINO:ガールズユニット「スダンナユズユリー」として活動を継続。
- 石井杏奈:女優として映画・ドラマに多数出演し、アカデミー賞新人俳優賞にも輝く。
- 坂東希:モデル・女優として舞台や映像作品に挑戦。
- 武部柚那:シンガーソングライターとしてソロデビューし、自身で作詞作曲も手掛ける。
それぞれが持つ個性を武器に、音楽・演技・ファッションなど幅広いジャンルで存在感を発揮しています。
まとめ
E-girlsは、解散後も多くのファンの心に残り続けています。
今でもSNSでは「またいつか再結成してほしい」という声が絶えません。
華やかなパフォーマンスの裏にあった現実を知ることで、彼女たちが歩んだ9年間の重みがさらに伝わってきます。
E-girlsは解散しても、その存在感は永遠に消えることはないでしょう。
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